生き残る術、というか「町の不動産屋の存在意義」と言い換えてもいいのかもしれません。
積極的にまちづくりに参画する。
これに尽きると思います。
以下の3つの強みをあわせ持つ(持っているべき)町の不動産屋は、まちづくりには欠かせない存在ではないでしょうか。
①どこに空き家があるか、これからどこに空き家が出るか、誰が建物の所有者で誰が窓口かなど、地元の不動産情報
②どんな店舗・サービスを住民が欲しがっているかという町の期待値の把握
③出店したい、起業したいといった顧客リストの蓄積
アンテナ、ネットワークを張り巡らし、情報を素早くキャッチして、絶えずマッチングを模索する。
これができないと町の不動産屋が大手不動産会社にエリア内の案件を持っていかれ、生き残るのは困難になってくると思います。さらに、まちづくりの視点がない不動産取引は町の期待値とのミスマッチを引き起こし、本来活性化につながるはずの取引が招かざる取引になるなんてことも。
そんなことを頭に叩き込みながら、日々奮闘中するのでした。