家業を継ぐときに考えていたことは、不動産案件を増やすために商圏エリアをどんどん広げていこうということでした。
それが井波の地域と人に関わるようになり、どんどん井波に魅了されてしまうと、もう井波エリア以外は無理に手を出さないでおこう、という気持ちに。
損得を超えた価値基準で仕事をする。
それが自分にとっては、社会のため、地域のため、であることが明確になってきました。
50年、100年後のまちの未来に向け、狭く深く、まずは半径500メートルから。
井波地域はちょうどその円の中に、古い町並みがあり、店舗が集まり、商業施設や教育機関、行政機関、病院も運動施設もあり、徒歩で行けるコンパクトシティを体現するエリアです。
空き家×起業、空き家×ものづくりでの空き家再生件数をもっと増やし、「半径500メートルのまちづくり」を推し進めていきたいと思います。