昔は「3」の付く日に市がたっていた「三日町通り」沿いの格子のある町家。
巡見使道(江戸時代、幕府役人が視察に通った道)として歴史ある通り。
昔は職人やお店が多かった通りで、大工、畳屋、金物屋、魚屋、豆腐屋などが軒を連ねる、井波でも賑わいのあった通りです。
この建物は、明治~大正時代に井波大工を統率し、瑞泉寺太子堂の棟梁であった松井角平氏の住まいとしていた建物の一部です。
3間間口の格子のある町家造りで、玄関に入ると意匠を凝らした障子戸、表しの天井板、レトロな照明…と趣きのある雰囲気となっています。
敷地は奥に向かって傾斜しており、最後尾に土蔵があります。
前側を床をはぐって土間にして飲食店やバー、販売所にしたり、土蔵を上手く活用できれば、非常にポテンシャルの高い建物であると思います。
瑞泉寺にもほど近く、八日町通りからも80mほどなので、ぜひとも店舗としてオススメしたい物件です!