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2023/01/21

土地が醸し出す記憶~その独自性、団結力、推進力を生み出す風土~

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奈良~平安~鎌倉~室町時代と朝廷、貴族、武士が統治してきた日本の国づくり。
そこに室町後半に突如、地方で新しい国家(自治区)が誕生した。

群雄割拠(ぐんゆうかっきょ)した戦国時代。 加賀国(石川県南部)では「百姓の持ちたる国」(一向一揆)として一世紀近くも国を守っていた。
その最東端の一大拠点となっていたのが、井波瑞泉寺。

1481年の田屋川原の戦いで、砺波郡を支配していた福光城主石黒氏を滅ぼして「百姓の持ちたる国」のきっかけを作った。
1581年、織田信長の命を受けた佐々成政軍に攻め焼かれるまでのちょうど100年間、坊主・土豪・大百姓が共同して支えた国家があった。日本初の民主主義国家(自治区)といえる。

そうした歴史を持つ井波。
独自性、団結力、推進力を生み出す風土が、井波の土地には記憶されている。

現在の井波の民間主導のまちづくり精神も、先人たちが命と引き換えに守り抜いてきたもの。
先人たちが夢見ていたまちづくりが、今も脈々と受け継がれていると感じる。

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