2021年、井波地区の21軒の空き家と移住者・起業者とのマッチングに成功!
井波における空き家問題の課題解決に向け、様々な角度から実験的に取り組む任意団体「アキヤラボ」。
井波地域づくり協議会、空き家等対策推進委員、なんとおせっ会移住応援団、総合建設エンジニア、町の不動産屋の井波出身者5名で構成されている。
2020年に立ち上げ、1年目は井波地区の空き家調査、外観調査を実施。2年目となる2021年には、空き家セミナー、「空き家で蚤の市」の開催、空き家所有者や解体検討者へのアプローチ、移住・起業相談などを行った結果、21軒の空き家と移住者・起業者との賃貸・売買契約へと導いた。
2020年に行った空き家調査では、井波地区では1543世帯のうち空き家は153軒(空き家率9.9%)、空き家予備軍(独居高齢者宅)は145軒(9.4%)だった。
来年の取り組みとして、空き家所有者へのアプローチを継続、移住対策となる「お試し住宅」や空き家サブリース事業、空き家ツアー&まち歩きなどの展開を計画している。
◆◇2021年アキヤラボ活動実績◇◆
井波地区の空き家153軒のうち21軒を賃貸・売買に結び付けた(13.7%)