本日(9/16)北日本新聞。
縁もゆかりも、知り合いもいない井波を選んだ若者。
彼女のその動機に、井波の未来のヒントがあるような気がします。
井波で技術や芸術性を高め、地域で育てあげる。
才能を井波に押し留めることなく、いずれ世界へと羽ばたく後押しをすることが井波を選んでくれたことへの恩返しであり、先人たちから受け継いだ井波の願いでもあります。
「惹き寄せ」と「輩出」
そのサイクル(波)の繰り返しが井波ブランドを唯一無比な存在へと押し上げます。
空き家を活用した新規出店が続いている井波。
店舗オープンで賑わい、注目を浴びる先には、ものづくりの聖地として職人やクリエイターが集うまちの実現があります。
世界のものづくりに関わる方たちが一度は訪れるべき町として認知され、井波に訪れるとインスピレーションを受け、アイデアが湧き出し、新たな作品が生まれる。
住民もそんな地域での暮らしを楽しみ、誇りを持つようになると地域を応援しようという機運にもつながる。
ゆっくりと、でも着実にそんな未来が近づいているように思えた記事でした。